ターミナル録画のvhsを普段の環境にする

ターミナルの操作をファイル化し、それを動画ファイルに書き出せるvhsが便利です。この記事ではvhsで動く環境を普段の環境に合わせる方法を解説します。

先にまとめ

source ~/.zshrcを読み込みましょう。

Output sample1.mp4
Set Shell zsh
Set FontSize 14
Set Width 300
Set Height 150
Set Framerate 60
Set Padding 50
Set WindowBar Colorful
Set BorderRadius 10
Set Theme "Builtin Solarized Dark"
Hide
Type "source ~/.zshrc && clear" Enter
Sleep 1s
Show
Sleep 0.5s
Type@500ms "DC"
Sleep 1s
Space
Sleep 2s

解説

sourceの実行は本筋ではないのでHideで隠します。clearをしているのはその履歴を画面から消すためです。

Showの前のSleep 1sが無いとプロンプトがチラつくので入れてます。

実際に使ってみた例

前述したtapeで実際に生成された動画が次のとおりです。

Zshのプラグインzeno.zshを使っています。
このzenoの解説記事の執筆中にZLEのキーバインドが効かなかったので調査したのでした。

注意

source ~/.zshrcを読み込むということは、 .zshrcが書き換わると表示内容も変わる可能性 が出てきます。つまり、vhsのメリットである「再現性」が無くなります。
というわけで、最小の処理をHide ... Showの間に書いたり、最小構成用のスクリプトを別途書いて読み込むのがおすすめです。


以上、vhsで普段の環境を使う例でした。