マイナーなブラウザで1Passwordを使っているなら連携を忘れずに

筆者はFirefoxベースのブラウザZen Browserを使っています。1Passwordは主要なブラウザの拡張機能があり、Firefox版もあります。

Chromeや本家のFirefoxなどであれば拡張機能を入れればそれで終わりですが、 Zen Browserだと1Passwordの挙動が違います 。追加設定をしたほうが便利なので解説します。

何が違うのか

PC起動後やスリープ復帰後に求められる1Passwordロックの解錠方法が変わります。

自動連携の対応ブラウザ

たとえば「Mac x Chrome」の場合。ロックボタンを押せばすぐにTouch IDの認証が出て、 マスターパスワードの入力なし でロックを解除できます。

1Passwordのロック解除ボタン Touch IDの認証で1Passwordのロックを解除できる

自動連携の非対応ブラウザ

Zen Browserだと違います。画像のようにまずは ツールバーのアイコンをクリック します。

ブラウザのツールバーにある1Passwordのアイコンを押して、ロックを解除します

するとツールバーに マスターパスワードの入力を求めるポップアップ が出ます。

ツールバーにポップアップが出る

もちろんこれで解除はできるんですが、入力が面倒です。どうせならTouch IDなどOSの機能で解除したいですよね。

対応方法

ブラウザ拡張ではなく デスクトップアプリの方 の1Passwordで「設定」を開きます。

設定を開く

「ブラウザ」にある「ブラウザの追加」で接続したいブラウザを追加します。

ブラウザの追加

次のようにブラウザがリストに追加されていればOKです。

Zen Browserを接続として追加

実際にマスターパスワード無しで認証できるのか試してみましょう。


以上、Zen Browserで1Passwordをマスターパスワード無しでロック解除する方法でした。Touch ID使えるとやっぱりめっちゃ楽です。