今激アツなテーマ「AIエージェント」のカンファレンスに参加した

2025年2月26日、渋谷にて「AI Code Agents 祭り」~ 2025 Winter ~が開催されました。AIコードエージェントがテーマのカンファレンスです。
参加申込を見たところ現地参加は200人超え、オンライン参加は1200人超えのようです。

筆者は沖縄住みなのでオンライン参加しました。

まずリアルタイムAI翻訳がすごかった

発表内容に触れる前に、発表形式について。
日本語の発表だけでなく英語での発表もあり、AIによるリアルタイムの翻訳が活用されていました。

Cuckooというサービスのようです。
ちなみに、英語で発表されている方が途中から日本語で話し始めても問題なかったです。

参加に対するハードルをかなり下げてくれそうです。

リンクメモ

先に本イベントの関連リンクをまとめておきます。

印象に残ったことメモ

発表内容の詳細はアーカイブや後日掲載されるであろう発表資料をご覧ください。

ここでは筆者が印象に残ったことを独自に整理しました。

組織としての取り組み

具体的な開発フローだけではなく、組織としての取り組みについて触れている発表もいくつかありました。

  • AIコードエージェントの組織としての導入
    • セキュリティ、コストなどの問題がある
    • だがこれから先はもっと変わってしまうので、今からできることをやってみたり体制を整えるべき
    • というか今から始めないと置いてかれる
  • 非エンジニアも分析の幅が広がるので使ってみよう
  • 導入に悩むならState of DevOps Reportというレポートを見てみよう
    • GoogleのチームがDevOpsについての調査をまとめたレポート
    • AIの活用で一番効果を実感できたのはドキュメントの質の向上、みたいのがまとめられている
    • 記事の執筆時点(2025年2月27日)では、まだ2025年版は出ていない

今のフェーズ

UXに続きAX(エージェント体験)も重要視されそうです。

開発プロセスの変化

まずはv0bolt.newを使ったサービスし、そのコードをCursorWindsurfで編集して作り上げる、という事例が多かったです。

AIの活用ポイント

  • MCPサーバーだと手間かかるから、最初はDifyあたりから始める
  • メモ管理ではAIにタグ付けさせよう
  • AIコードエージェントはツールが多い
    • 今は「これだ!」と決めつけず、まずはいろんなツールを知ることが大事な時期

「メモのタグ付けをAIにさせる」というのが、筆者にとって一番取り組みやすくてすぐに効果が出そうです。この記事書き終わったらやります。

マインドセットも変える

  • AI使えば爆速で作れるので、失敗を怖がらず「作って壊して」を繰り返そう
  • 今までの「人間だけでコードを書くやり方」は趣味の領域へ
  • 仕事ではAIエージェントを使いこなそう

これからのフェーズ

「今のAIはいろんなツールを接続しなきゃいけなくて大変」

そんな問題を解決するサービスCodegiantが最後のセッションとして紹介されました。
一言でいうと「開発者向けのツールチェイン全部盛りのプラットフォーム」です。

以下、codegiantでできることをまとめてみました。

これらの機能をAIと連携して使えるそう。たしかにこれなら「いろんなツールを接続しなきゃ」から解放されますね。

デプロイ先はCloudflareかAWSを選べます。

執筆時点(2025年2月27日)ではWebサービスの開発が対象ですが、モバイル向けの開発も数週間以内に対応するらしいです。

イベントで紹介されたAI系サービス一覧

スライドでアイコンだけ紹介されたもの含めると大変なことになるので、筆者のメモに残っているものだけ。公式ホームページ(かリポジトリ)をまとめました。

@fooみたいなの面倒なだなぁ」「自分が言ったことは勝手に記憶しておいてほしい」という悩みはもう全部Windsurfが解決してます。ツール連携周りの面倒さはCodegiantが解決してくれそうです。


以上、筆者なりの「AI Code Agents 祭り」~ 2025 Winter ~のまとめでした。

今までAIといえばチャットかコード補完ぐらいの活用が大半だったのですが、「ここまでエージェントを使える時代なんだ」と認識を改めました。

使いこなして爆速でプロダクトを量産してニーズを確かめる、みたいなことしたいなぁ。