成人男性、たまごっちパラダイスを買う〜ビーチ風カスタムの塗装〜
たまごっちのショートアニメが公式YouTubeチャンネルから配信されています。おすすめ欄に動画が出てきたとたん、昔お世話してきたあの白黒画面の数々のたまごっちたちを思い出しました。思わずクリックしたのが、まめっちの食事風景を切り取った「#10 緊張感のある食事」です。
あれからかれこれ10か月が経ち、公式チャンネルのアニメ効果によってついに最新機種のたまごっちパラダイスを買ってしまいました。しかも分解して塗装までしました。
↓左が元のやつ。右がビーチっぽく塗装したやつ。

このブログではまだそんなに日記書いてなかったな、ということで塗装した備忘録日記を書いていきます。
※分解や塗装は自己責任です。
用意したもの
まずは先にまとめ。
- たまごっち本体
- 単4の乾電池2本
カスタムで必要なもの。
- リスペクト
- 化粧用のスポンジ
- メラミンスポンジ
- 塗料(自分は水性塗料)
- 新聞紙やチラシ(下に敷く&折って塗料バケツに)
- 紙
- ペン(シャーペン・ボールペンなどなど書ければなんでも)
- テープ(セロハンでもマスキングテープでも)
- 使い捨てゴム手袋
- 水
- 水いれるやつ(スポンジが入るぐらいの大きさでよい)
全部100均で揃いました。塗料だけ別店舗のダイソーで買いました。
スポンジ
化粧用スポンジは普通に塗る時に使いました。ちょっと水を染み込ませ、軽く絞ってから塗料を付けて塗るだけです。

一方、メラミンスポンジは2とおりの使い方。まずはグラデーションを出す用です。ポンポンタッチして塗ったり、逆に塗った部分をポンポンして薄くしたり。
そしてパーツ管理用です。細かい部品を手で持って塗るのは大変です。なのでスポンジに穴を開けてそこにぶっ刺します。塗る時はパーツではなくスポンジを持てばよいので楽です。

紙とペンとテープ
ネジはなくさないように紙に貼り付けました。どこのネジか分かるように形を書いておくと分かりやすいです。家具の組み立てとかもいつもこう。

画像では4つだけですが実際にはもう少しネジがあります。
分解
分解は何も知らない状態でも結構楽にできました。組み立てのために動画を撮りながら進めました。
画面の取り外しだけ分からなかったため動画を漁った所、ぱっしょんちゃんさんのカスタム動画が参考になりました。裏側から表に向かって押すだけで画面は外れます。他の方の動画の方法だとマイナスドライバーを差し込んだりして画面が傷つきます。先人たちに感謝。
正確に時間を測っていませんが、1時間もかからずにできました。
塗装
ちなみに本体の製品素材は「ABS・PC」とパッケージに書いてありました。
塗料は1回で塗るのではなく、薄く塗って乾いたら塗っての繰り返しです。筆者はグラデーションにしたかったため、こんな感じでした。
- まずはグラデーションなしで塗る
- 乾かす
- まだグラデーションなしで塗る
- 乾かす
- 馴染んで無い所+グラデーション塗る
- 乾かす
- 馴染んで無い所+グラデーション塗る
- 乾かす
1回の塗りで20〜30分、乾かすのに2時間(塗料には1時間と書かれていたが念の為)の繰り返しです。トータルで1日でした。
「ツーしんのときに合体させるところ」「ボタン・画面を差し込む部分」は当然避けて塗りました。
紙の自作
画面の中に入っていた紙(TaMaGOTCHi
ってかいてある所)でも十分素敵なのですが、ビーチっぽくしたかったのでここも変えました。

素材配布サイトOKUMONOの海・水面の背景を使いました。失敗してもいいようにB5で複数並べて印刷。
↓画像は2次配布にならないようにモザイクで加工しています。

元の紙で型取るわけですが、切るのが意外と大変でした。はみ出てしまうと画面に入れた時にクシャッとなってしまうので、結構微調整のカットが必要でした。
組み立て
あとは組み立てるだけです。ボタンをくっつける部分を塗りすぎてスムーズに動かなかったので、マイナスドライバーでちょっと塗装を削りました。
画面の差し込みだけ怖かったです。表から見て「右上」→「左上」の順に差し込んで強めに押してようやくハマりました。
完成!
というわけで完成です。ぐるぐるする所やボタン、ツーしん部分の開閉もスムーズに動くので一安心。

1代目のアダルト期はふらわっちになりました。
自分の知っていた白黒たまごっちより何倍も進化していて本当にすごいです。カラー&ドット数が増えて表現力爆上がり。仕事の時間はベビーシッターならぬ たまシッター に預けられます。たまごっちが寝ていてもお金を稼ぐミニゲームはできます。
出てくるたまごっちも遺伝とかで5万種以上だそうで目を見開くことばかりです。
今回の塗装に限らず、シール貼ったりして自分なりのたまごっちに変えることを「カスタム」というそうです。ツールのカスタマイズが大好きな筆者にとってはうってつけでした。
繰り返しになりますが、分解や塗装は自己責任です。