MarkdownをSlackでコピペする前に変換するCLI「mdjanai」
チャットツールの中で一番好きなのはSlackなんですが、唯一慣れないのが文法です。
一見Markdownに対応しているかと思いきや、対応してません。**太文字**のような装飾には対応していますがリストやリンクをコピペしたときにフォーマットされないことが多いです。
どうせならMarkdownで書いたものをサクッと変換したいですよね。これを可能にするCLI mdjanai を作りました。
mdjanaiとは
mdjanaiは、「MarkdownをSlackでコピペしたときにいい感じに装飾をつけるCLI」です。

※まだMacにしか対応していません。
インストール
npmパッケージとして公開しているのでnpmでインストールなりnpxやbunxなどで実行してください。
npm install -g mdjanai使い方
引数やファイルに渡すと、クリップボードに変換後のテキストが入ります。
# 引数mdjanai "**Bold text**"
# ファイルを渡すmdjanai --file path/to/your/document.md
# クリップボードから読み取るmdjanaiしくみ
純粋に- fooのようなテキストをSlackコピペしても、- fooが入力されるだけでリストになりません。
mdjanaiではMarkdownをHTMLに変換し、リッチテキストとしてクリップボードに突っ込んでます。
見出しは対応してないので、#を維持したまま太文字に変換してます。
以上、自作ツールmdjanaiの紹介でした。
GFM(GitHub Flavored Markdown)などはこれから一部対応する予定です。