Chrome拡張機能のドキュメントを見やすくするCSS
Chrome拡張機能のドキュメントにあるサイドバーのスタイリングを変更して見やすくするCSSを紹介します。
問題点
Chrome拡張機能のドキュメントは左右両方にサイドバーが設置されています。
次の画像のようにフルHDやWQHDで閲覧する分には問題ありません。
ウルトラワイドモニターでウィンドウを2分割した場合などは、サイドバーが圧迫されて見づらくなります。
左のサイドバーは基本的に文字数が少ないため、余白が多くなっています。
一方、右のサイドバーは文字数が多いため、文字が複数行に跨ってしまいがちです。
解決法
このサイドバー問題のスタイルを調整するCSSを当てれば解決できます。
CSSの適用方法は2つあります。
おすすめは拡張機能Stylusを使ってCSSを記述・管理する方法です。
余計な拡張機能を入れたくない人は、content scriptを使って自分で拡張機能を書きましょう。この記事を読んでいるくらいですから、拡張機能の開発はたやすいでしょう。
適用させるCSS
では実際に適用させるCSSの紹介です。
サイドバーの幅・フォントサイズ・パディングを調整します。
拡張機能のドキュメントを対象とするため、https://developer.chrome.com/docs/extensions
で始まるURLをターゲットにします。
次の画像が、Stylusを使ってCSSを適用したときのドキュメントの見た目です。
左のサイドバーが狭くなりました。右のサイドバーは少し広く、1行あたりに表示される文字数が増えています。
本記事で紹介したCSSは2024年7月14日時点でのドキュメントに基づいています。
Chrome拡張機能の公式ドキュメントはたまにデザインが変わるため、未来永劫使えるとは限りませんのでご注意ください。