AIに読みやすい文章を書かせるためのスキルなど 2026年9月版

AI製の文章が世に蔓延ってからそこそこ経ちました。文章をAIに書かせること自体は別にいいんですが、読みづらいのなんとかしてくれぇというのが正直なところです(自分の書いた文章が圧倒的に勝っているとかそういう話ではない)。

読みやすい文章にする選択肢はいろいろありますが、とりあえず2026年9月25日現在で自分がやっていることを紹介します。

※あくまでも「これなら読めるかな」レベルを目指すだけで、AI臭さを完膚なきまでに消す方向じゃないです。

## natural-japanese + textlint-rule-preset-ai-words-ja

natural-japaneseとtextlint-rule-preset-ai-words-jaを組み合わせて使ってます。

具体的な組み合わせ方は後で書きます。

### natural-japaneseスキルとは

natural-japaneseは自然な日本語を書かせるためのスキルです。
「こういう風に書いてください」という指示だけではなく、形態素解析などを使って文章のリズムで微妙なところを機械的に洗い出せます。

### textlint-rule-preset-ai-words-ja

natural-japaneseだけだと「この単語・言い回しは使ってほしくないんだよなぁ」というのがまだ出てきます。
なのでtextlint-rule-preset-ai-words-jaも使ってます。

textlint-rule-preset-ai-words-jaは名前のとおり、textlintでAIがよく使いがちかつ分かりづらい言い回しを検出できます。
効く→効きますのように、 言い方が変わっても検出できます 。

筆者の環境だと〜に掛かるや〜の口を呼ぶみたいな言い方を結構AIがします。こういう「自分は気になる!」というのもルールとして設定してdotfilesでも管理できるので、重宝してます。

## どうやって組み合わせるのか?

筆者はagent-skills-nixを使い、Nixでスキルを管理してます。agent-skills-nixを使うと「既存の配布されているスキルに対して指示を追加」ができるため、natural-japaneseにtextlintも使うように追加の指示を入れてます。

agent-skills-nixについては次の記事で解説してます。Nixユーザーはぜひ。
スキルをNixで管理できるagent-skills-nixが便利

## ルールを追加する時

実際に筆者が使っているルールの一部をお見せします。

ai-words.json
{
"entries": [
{
"message": "\"掛かる\" は避けたい表記です。別の言い方を検討してください。",
"tokens": [
{
"pos": "動詞",
"pos_detail_1": "自立",
"basic_form": "掛かる"
}
]
},
{
"message": "\"〜の口を呼ぶ\" は禁止です。「APIを呼ぶ」「エンドポイントを呼ぶ」のように、呼ぶ対象を具体的に書いてください。",
"tokens": [
{
"pos": "名詞",
"surface_form": "口"
},
{
"pos": "助詞",
"pos_detail_1": "格助詞",
"surface_form": "を"
},
{
"pos": "動詞",
"pos_detail_1": "自立",
"basic_form": ["呼ぶ", "呼び出す"]
}
]
}
]
}

パット見は書きづらそうですが、AIに書かせれば問題ないです。

実際に筆者がルールを追加した時の例
@nix/pkgs/textlint-ai-ja/ai-words.json
`〜の口を呼ぶ`みたいな表現を禁止したい。避けたい表現じゃなく明確な禁止

「重宝してます」とまるで数か月使ったかのような書き方ですが、textlint-rule-preset-ai-words-jaの方はまだ3日ぐらいしか使えてません。

関係ないですが、「AIに聞けばすぐ分かるもんなぁ〜」という思考になりがちで筆が重いです。