【Obsidian】QuickAddのコマンドIDを調べる方法
ObsidianのプラグインQuickAddのChoice
は、設定画面の雷マークを押せばコマンドとして登録できます。
コマンドとして登録すれば、ホットキーやスクリプトから呼び出すことができます。しかし、スクリプトから呼び出すのであればコマンドIDを調べる必要があります。
今回は「Choiceでコマンドとして登録した際のIDの調べ方」とIDの使用例を紹介します。
ChoiceのコマンドIDの調べ方
Obsidianで登録されているすべてのコマンドのIDを調べるならapp.commands.commands
を使えばよいのですが、さすがに探すのが面倒です。そこで、リストにしてフィルターをかけます(参考:Issue #664)。
コンソールに表示
開発者ツール(Ctrl+Shift+iなど)で開き、上記のスクリプトを貼り付けて実行します。
このテーブルの幅はExcelやスプレッドシートのように動かせるので適宜調整しましょう。
ノートに表示
ノートに表示したいのであればDataviewを使っても表示できます。
テーブルが見切れる場合はノートの幅が狭いので広くしましょう。
ChoiceのコマンドIDの使用例
ChoiceのコマンドIDを使っている例を紹介します。
筆者はブログネタをQuickAddのCaptureでデイリーノートに書き込み、Tasksで「完了」「未完了」に分けて表示しています。この書き込みボタンでコマンドIDを活用しています。
Captureの内容
Capture formatは次のようになっています。
「タイムスタンプ」「タグ」を含むチェックリストです。
ノートに書くこと
「書き込む」ボタンはMeta Bindというプラグインを使いました。Meta Bindでは、コマンドIDを指定して実行するボタンが用意できます。ボタンを用意しておけば、覚えるホットキーが少なくて済みます。
Meta Bindのコードブロックには次のように書きました。
このquickadd:choice:xxx……
が、先ほど調べたChoiceのコマンドIDですね。
Meta Bindについては別の記事【Obsidian】ボタンを作れるプラグインMeta Bindの使い方に書いたので興味のある方はどうぞ。
完了したネタは折りたたんで表示しています。
未完了のネタはそのまま表示します。
全体
使用例の全体も載せておきます。各自に合わせて変えてください。
以上、QuickAddのChoice関連でした。